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バイオ燃料(エコ燃料)が本日より発売開始

2007 年 4 月 27 日

バイオ燃料
バイオ燃料、エコ燃料とはどういう意味、ものなのでしょうか?

バイオマスとは

バイオマス(Biomass)とは生態学で、特定の時点においてある空間に存在する生物の量を、物質の量として表現したもの。
和訳:生物体量、生物量。
植物生態学では現存量とも呼ばれる。
生物由来の資源を指すこともある。
バイオマス・ニッポン総合戦略では「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」と定義されている。

バイオ燃料の場合、生物由来の資源という意味でバイオが使われているようです。

バイオエタノール(Bioethanol):
サトウキビや大麦、トウモロコシ、大豆などの植物資源からグルコースなどを発酵させて作られたエタノールのこと。
バイオエタノールの原料:

  • トウモロコシ
  • サトウキビ
  • 食用油
  • 木材
  • 糞尿
  • トウモロコシの茎
  • おがくず
  • その他の有機廃棄物

バイオ燃料:
生物体(バイオマス)のもつエネルギーを利用したアルコール燃料、その他合成ガスのことで、二酸化炭素排出量が減ることから主に自動車を動かす石油燃料の代替物として注目されている。

バイオ燃料を使っても削減されるであろう二酸化炭素排出量は恐らく微々たるものであろうという認識が広まっているようです。

温暖化問題、環境問題は西川きよし師匠の名文句のように「小さいことからコツコツと」これを地球全体でやって、地球に住むものにとって深刻な問題が起こるのを先延ばしにするしか現状、できることはないのでしょう。

世界での普及:
ブラジルではエタノール自動車が普及しており、日本の自動車メーカー各社も、バイオ燃料を利用できるエンジンの開発を行っている。アメリカでも今後、エネルギー転換が進むと予想される。

インディ500でも燃料にエタノール燃料が使われています。
昔、テレビで観戦していたとき(このレースもインディ500だったと思います)クラッシュした車からドライバーが熱いというジェスチャーとともに車から這い出してきました。実際、引火していたのですが、エタノールは引火しても炎が見えにくいからなんですね。(100%のエタノールだとほとんど見えないそうです。)

バイオ燃料が普及、増産するにあたっての今後の課題:

  • バイオエタノールの原料となる植物(トウモロコシ、小麦、サトウキビなど)の需要拡大による値段の高騰(これはもう実際に起こっています)
  • 日本の場合、食糧自給率自体が約40%程度のため燃料に回す分があるのか?
  • バイオエタノールを作る段階からのトータルで考えてどれだけ二酸化炭素の放出が削減されるのか明確になっていない

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