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Thinkpad X20 を今更ながら購入。

2006 年 12 月 14 日

今まで、Thinkpad 570を長々と使ってきたのですが、液晶の暗さと新しいカバンを買いたかった為、一回り小さいサイズのノートパソコンに変えることにしました。
カバンを買う際は、ノートパソコンが入るのか?というのが選考基準になるのでノートパソコンが小さい程、カバンの選択基準が広がります。

購入条件としては、
12インチ以下。
ある程度軽い。
筐体が気持ち悪くない。
CDドライブはいらない。
無線LANがついている。

候補に挙がっていたものは
Let’s Note のR系、T系
ThinkPad のX系、s30

Let’s Noteの2系統は人気あるようで、ヤフオク相場も高くてR1でも4万前半って感じでした。
メモリを増設するともうちょいかかっちゃいますんで、
どうせならと、R3系を探していたんですがメモリも足すと10万弱くらいはかかってきます。

しかし、普段デスクトップでしか仕事をしない私にとってのノートパソコンは、
たまに出先で必要な時にノートパソコン出動!! 的存在なんですよね…

で、Let’ NoteはやめてX3x系に触手をのばすことにしました。
これなら、4万弱で買えてCPUもPentiumM1,1?1.6位を買えそうです。

で、結局買ったのが
X20 8250円也
途中で、570に乗せてる256MBのメモリを流用できることに気がついちゃったんですね!
CPUはPentium3 600 と何世代前のCPUになるのか考えちゃう程のものなんですが、ま?570をいままで使ってたんですから570に比べればCPU速度は約2倍だし、一応モバイル向けCPUですし。確か、ここらあたりからSpeedStepなるものが出てきたような……

散々、迷ったあげく一番、後悔しないであろう(ま、金銭的に)X20とあいなりました。

届いた、X20はなんか薄汚れて、「寂しいね…君…」って感じでした…

とりあえず、動作確認をします。
といっても、ジャンク品同様な代物なので文句を言う先は存在しないのですがね。
でも、なんといってもIBM(現レノボ)製品ですから、保守部品にはま?困らないでしょう。
保守マニュアルも手に入りますし、部品とお金さえあれば無問題!

手に入れたThinkPad X20の不良箇所。
やはり、というかヒンジ部分が弱ってます。
グラグラではないんですが、クラクラしてるって感じです。がっちり、支持はしてくれません。
これは、仕方無いとして…

トラックポイントのマウスクリック箇所の接点となっているラバーが右クリックと中央のスクロールのラバーは完全にお亡くなりになっています。
上手く押せば効いてくれるのですが、クリック感ゼロですね。
これでは、使えませんな?。
とりあえず、左クリックはなんとなくまだクリック感がありますので左クリックと右クリックのラバーを交換して、右だけ使えるようにしました。
ググったところ、ラバーはとっても弱いらしい。
なのに、ラバー単品では保守部品として扱ってないらしく、キーボード丸ごと交換になるそうです。

とかなんとか言いながら、X20をすっかりお気に入りになってきましたので状態の良さそうなキーボードをヤフオクで探そうかと思っています。

OSをインストールします。

WindowsXPのインストール

Sony製のPCMCIAカード式 CD-ROMドライブ PCGA-CD51 からBootさせます。
しかし、、いきなり躓きました。Bootしてくれないんです。

どうやら、Bootする前にFloppyにてPCGA-CD51を認識させる必要があるようです。

わざわざこれをするのはメンドクサイな?……

とはいっても、ウルトラベースx2(ドッキングステーションといって、X20の拡張モジュールのようなもの。)は手に入れてないし。
インストールするときぐらいしか使わないから欲しくないんですよね。
ThinkPad 570のウルトラベースはもっているんですが、置き場所に困るし、なんかジャマクサイかったんですよ。

んなワケで、USB接続のCDドライブでチャレンジしてみます。
とわいうものの、我が家にはUSB接続のCDドライブがないっす!

そんなこんなで、友達の美容室に電話して借りてきました。

借りてきたのが、USB接続のDVDドライブ IO-DATA製のDVR-UN16Aでした。
ググったところ2005年製でした。
USB接続でBootする場合はUSBの接続ユニットに依存するみたいなので、2005年製のこのドライブならいけるのでは!

で、Bootしてみました。
成功!!

ほっと、一安心。これで、ウルトラベースはいらな?い。

XPインストールを進めていきます。

ここでまた躓きます……

line 1768 in d:\xpsp1\base\boot\setup\arcdisp.c.

と出て、インストールがストップしてしまいました。

ググったところどうやらメモリ周りのエラーらしい。

このX20にはメモリが192MB積まれていました。
このうち、
基盤に固定されている初期メモリが64MB
後付で128MB

基盤に固定されているメモリにエラーが出ていたら……
悪寒が走りました…修理には基盤の交換が必要となるでしょう。

後付の128MBのメモリをとりはずして再度、インストールしてみます。

エラーは出ません!
よかった、後付のメモリにエラーがあったようです。

このままインストール続行。

ドライバのインストール

Lenovoから、X20のドライバを色々と落として導入します。

WindowsXPの更新

いやいや、毎度のことですがXPの更新はますます時間が掛かるようになっちゃってますね。
ほっとけばいいので構わないんですけどね…勝手にやってくれるわけですし…

手に入れたThinkPadX20の不具合など
動作についてはマウスのクリックラバーの不具合以外は何も幸運にも問題ありませんでした。

ThinkPadボタンの有効化
X20にはThinkPadボタンなるものが左上にHotKeyとして存在するのですが、
DtoDを使ってOSをインストールした際には、有効となるらしいけど
今回のようなクリーンインストールの場合には、無効となりThinkPadボタンを有効化してくれるドライバも配布はされていませんでした。(英語版は存在するらしい…)
このThinkPadボタンを有効化してくれる、フリーソフトのIBM HotKeyなるものを入れることによって機能させることができました。
ほんと、感謝感謝!!
ThinkPadボタンを押下時に登録したプログラムを起動させることが可能になりました。
きっと、便利だと思います。

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