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岐阜地裁の裁判官曰く、万引き被告に「バカ」

2009 年 4 月 16 日

万引き被告に「バカ」

photo by Noom Srisunakorn

最初、Yahoo!ニュースで見ました。

見出しは、下記の通りでした。

裁判官、万引き被告に「バカ」

この、言葉からは、裁判官(40)が万引きをした被告人(20)に、20歳にもなって万引きをするなんて、なんておまえは「バカ」なんだ。という事かと思いましたが、実際は違いました。

実際は、

被告人

「(大麻が)体に悪いと思っていない」「インターネットでは、たばこや酒より害がないと書いてあった」

裁判官

「だまされているんだよ、バカだから」

この、「バカ」ですが、議論として、「害」の定義によっても変わってくるかと思います。

健康面から見た「害」ならば、たばこや酒のほうが、常習性、摂取量からいって、身体への害の蓄積は大きいと思われます。

依存性から見た「害」ならば、たばこが一番、耐性ができるのが速く中毒になりやすく、続いて、酒、大麻です。

裁判官の言葉は、「害」に対して、違法であり、犯罪であるという観点から出た言葉なら正しいと言えます。

大麻が絶対的な「悪」という認識よりも、現在、法律によって禁止されているから、悪いのであり、覚醒剤などのケミカルな薬物とは、違うものという認識のほうが実際は、合っているでしょう。

もし、大麻が雑草のように誰にでも栽培できるものではなく、政府が製造、販売を管理でき、闇で出回らないのであれば税制的に合法になる可能性もなくはないのでは・・・・・・

実際、合法な国というのは、オランダ、イギリス、ドイツ、カナダなどは個人使用量相当の所持は取り締まりの対象外ですし、古代にはすでに日本に入り、合法だったものが、アメリカのGHQにより禁止になったという経緯もあります。(衣類や繊維として、種は食用油や食料に用いられ有用植物とされていました。)

しかし、日本人である以上、日本の法律に従う義務があるわけですから、現在、大麻の使用は法的に悪い事これが、くつがえされることがあってはならないですし、正当性を主張できるようなものではありません。

いくら害がないと主張したところで、屁のつっぱりにもなりませんね。

しかし、正しい知識が正しい方向を示すと思います。

覚醒剤と同列に扱ったり、ただただ妄信的に、大麻は悪いと教えるのはどうなんでしょうか……


そういえば、関西では「アホ」関東では「バカ」が用いられますよね。
私は岡山県倉敷市に住んでいるのですが、「アホ」は軽い感じで受け止めますが、「バカ」は見下された感があるかな~。昔、探偵ナイトスクープでこのネタをみた覚えがあるような……

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