Visual Studio でインストーラを作成するには?
今回、ソフトウェアのインストーラを開発と同期させながら、平行開発しておこうと思いインストーラについて調べています。
評価版を使用中のVisual Studio 2010からは、Wix(Windows Installer XML)が使用できるようになるそうですが、Visual Studio 2010日本語版 評価版では、Wixがどうやら入っていない模様です。英語版では、使用できるようなのですが。
ということで、とりあえずVisual Studio 2008で作成する準備をしたいと思います。
Visual Studio 2008でデフォルトで使用できるのは
- Click Once
- Visual Studio Installer
となります。Click OnceはWeb上から、インストーラを直接起動して、インストールしたり、ソフト起動前、または起動後に自動アップデートができたりするスグレモノで、以前、試したのですがインストール先が選択出来ないというのがネックというか、Webから自動インストールできるため、インストール先がセキュリティの関係で選択できないのは仕方ないのでしょうが私的にソフトがどこに入っているのか使用者にはっきりしないのが気持ち悪くて使用を断念しました。
もう一つの、Visual Studio Installerは、単純にインストールするだけという場合は簡単に作成できるのですが、もう一歩踏み込んだインストーラを作成しようとすると途端に敷居が高くなります。できれば、インストーラ作成に時間は割きたくないというのが誰しも思うでしょう。ということで、これも避けたいところです。
となると、残るは、先程のWixこれは、以前、軽く触ったことがあるのですが、手続きをXMLに記述していき、インストーラを作成します。
触りを理解すれば、なかなか秀逸、複雑なインストーラをVisual Studio Installerで、作成するのと比較すると、相当、簡単に作成できそうです。
WixをVisual Studio2005、Visual Studio 2008上(Express Editionは不可)にて開発することができます。
それを実現するのが、Votiveと呼ばれるツールです。
次回、このVoltiveをVisual Studio 2008に組み込む方法を書きます。
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