VB.NET Tips インストーラ作成でアップデートインストールを行う為の設定
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Visual Basic 2008で作成したソフトの配布で、インストーラを作成するのですが、アップデートが正常に行われるのかは重要ですね。
今回のWindowsインストーラ作成での、アップデート機能要項
- アップデートパッチは使用しない。
- インストールするソフトより、新バージョンのソフトがすでにインストールされているときは、インストール不可とする。
- 旧バージョンがインストールされているときは、一旦、削除して新バージョンをインストールする。
- 旧バージョンで使用していた、設定ファイルは上書きしないで引き継げる
以上のアップデート機能を備えたWindowsインストーラを作成したいと思います。
アップデートパッチは使用しない。
Windowsインストーラ単体では、難しいようで、Instal Shieldなどを使用すると比較的簡単に実装できるようです。
今回は、アプリケーションソフトも10MB 程度の軽さなのでパッチの作成は回避します。
インストールするソフトより、新バージョンのソフトがすでにインストールされているときは、インストール不可とする。
セットアッププロジェクトのプロパティDetectNewerInstalledVersion プロパティを”True”に設定することで、この機能が使用できます。
デフォルトは”False”です。
旧バージョンがインストールされているときは、一旦、削除して新バージョンをインストールする。
セットアッププロジェクトのプロパティRemovePreviousVersionsプロパティを”True”に設定することで、この機能が使用できます。
デフォルトは”False”です。
旧バージョンで使用していた、設定ファイルは上書きしないで引き継げる
RemovePreviousVersionsプロパティを”True”に設定することにより、設定ファイル(My.Settings)が上書きされてしまうのか、引き継げるのかが問題ですが、現設定では引き継ぎはうまくいっているようです。
おそらく、引き継げない状況というのもありそうですが、そのあたりはおいおい探ってみます。
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上記の場合のバージョンはどこで設定を行ったバージョンでしょうか?