AXキーボードのキーマップ変更ソフト「ChangeKey」で快適に
私のキーボード環境は、ちょっと特殊でAXキーボードにIBM Space Saver II Keyboard (JP) のトラックポイント部分を合体させた、AXキーボードトラックポイントです。
15年程前に、ハードオフで黄色く変色し、薄汚れた、MITSUBISHI「M6905-1」なるAXキーボードを100円で発見したのが初めての出会いでした。
ですが、ソフト開発をしている際は、極力、ホームポジションから右手を離したくありません。
トラックポイントは、精細なマウス移動は出来ないのですが、両手はホームポジションから離れません。
トラックポイントをノートパソコンでも、使い慣れておりデスクトップ環境でも、IBM Space Saver II Keyboard (JP) を使用しておりました。
ですが、このIBM Space Saver II Keyboard (JP) は私的に、すごくストレスの溜まるキーボードでした。
この機種特有のつくりから、キーを押下するとき、キートップと筐体がこすれてひっかかったり、キーの感触のベコベコした感じ、マウスクリックボタンのペコペコ感など、イラ~っとくることが度々、あったのですが、トラックポイントの魅力には勝てず使い続けていました。
ハードオフで購入した、MITSUBISHI「M6905-1」AXキーボードを持ち帰り、試し打ちしてみたのですが「スバラシイ!!!」一発で気に入って感動したのを今でも鮮明に思い出します。
あまりに、気に入ったので、なんとかAXキーボードにトラックポイントを付けたいという一心で改造しました。
なんとか、完成し、それから、使っていたのですが、「IBM USBトラベルキーボード ウルトラナビ付」が発売され、購入してみると、キーの感触は「ペコペコ」なのは、しょうがないとして、ノートパソコンのようにパンタグラフ式のため、キーが引っかかるということはありませんでした。
AXキーボードを使用するときは、レジストリの変更でキーレイヤードライバを「kbdax2.dll」に変更すると、
AXキーボードが使用できるようになり、この方法を使って使用していました。
AXキーボードとして、使用するには最高なのですが、以下の点が日本語106キーボードとは配置が異なります。
使用感は、「スバラシイ」のですが、メインPC以外は、日本語キーなため、ソフト開発時に問題になる点がいくつかありました。
一番に問題になったのが、開発環境が変わったときにこのキーボードを持参し、キーマップを変更することなど不可能ですし、ノートパソコンで開発する場合は、日本語106キーボードを使用しているので、SHIFT+各種キーで出力される、記号の配置の違いが悩みどころでした。
SHIFT+キーで出力される、記号の配置は英語101キーボードとほぼ同じだが、エンターキー周りに3つキーが増やされている。
- 日本語106キーボードの「ろ」
- 日本語106キーボードの「む」
- 日本語106キーボードの「¥」
日本語106キーボードと比較すると
- AXキーなるものがEscキーの位置にある。
- Escキーは半角/全角の位置
- CtrlキーがCaps Lockキーの位置にある。
- 無変換キーがスペースバー左にある
- 変換キーがスペースバー右にある
- 漢字キーが変換キー右にある
- 英数 カナキーが漢字キー右にある
他にも、いくつか違いがあります。
開発環境が違っても、キーマップの違いが、些細なものならば、2,3回の打ち間違いで慣れることができますが、こう多いと無理でした・・・・・
私の日本語106キーボード設定の必須事項として、
- Caps LockとCtrlの入れ替え
- 無変換をDeleteに
- 変換をBack Spaceに
- カタカナ ひらがなをWindowsキーに
この4つを必ず、行います。
英語101キーボードには、無変換、変換、カタカナ ひらがなが存在しないため、使用しておりません。
SHIFT+キーで出力される、記号の問題から、数年間、メインPCで「IBM USBトラベルキーボード ウルトラナビ付」を使用してAXキーボードはお蔵入りしていました。
ここから、やっと本題です。
今回、エントリーするキーマップ変更ソフト「ChangeKey」は、「satosi村」で配布されているソフトです。
Windows Vista又は、Windows XP が日本語106キーボードのドライバを読み込んでいる状態から、AXキーボードのすべてのキーを認識して、入れ替えることが可能であり、それをレジストリレベルで行えるのです!!。(私的に「!!」でした)
これさえあれば、キーボードを見て打つことはないので、日本語106キーボード配列にSHIFT+キーで出力される、記号を対応させれば、開発環境がノートパソコンのキーボードでも、出先で使用するキーボードになっても問題なくなりました。
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