SQL Server CompactはJetエンジンの代換えになるのか?
SQL Server Compact3.5SP1がMicrosoftより、無償リリースされています。
今回、作成しているソフトからスタンドアローン環境で使用するデータベースの選定で、Jetエンジン(Access MDBファイル)にしようかと思っていたのですが、SQL Server CompactがJetより優れていればこちらを採用しようというわけで、機能比較を調査してみました。
まず、選定条件から。
- インストールが容易(これが重要ですね。)
- 堅牢
- SQL Server Express(MSDE)との互換性
これらが、まず頭に浮かぶ選定条件となります。
インストール比較
スタンドアローン環境で使用する場合、プログラムと同時に簡単にインストールできるかどうかは、重要なポイントです。
Jetエンジンの場合は、OS(WindowsXPなど)にはじめからインストールされているので、プログラム側からは、MDBファイルを用意するだけで使用可能となります。
SQL Server Compactの場合は、SQL Server Compactをクライアント側のOSへインストールする必要があります。
インストールファイルのサイズは、約2.2~2.6MBytes。
SQL Server Express では、約200MBytes超をインストールしなければならないことを考えると、恐ろしく小さいサイズと言えます。
インストールの際の、OSへの組み込みですが、9つのファイルをXCopy(単に移動するだけ)でファイルを移動すればOKらしく、これならばお手軽そうです。
これならば、セットアップファイルに組み込んで、プログラム本体とSQL Server Compactの一括インストールができそうですね。
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