ハードディスクから異音が・・・いつ、寿命がくるのか心配そんな時に使えるツールは?
2,3日前から、以前メインで使用していて、現在、一応いるデータの保管場所となっているMaxtor160GBの外付けハードディスクから異音が聞こえ始めました。
その症状は、ときおり一定間隔で「チュン、サー、チュン、サー」と鳴っています。
ヘッドのシーク音なのか、なんなのか??
いつだったか忘れたのですが、ハードディスクの寿命監視又は、測定できるツールがあるというのを見かけたので探してみました。
と、その前に、突然死、間近っぽいので残しておきたいデータを避難させておきましょう。
HDD Smart Analyzer
これはみじまり工房さん、配布の国内産フリーソフトです。
HDD Smart Analyzerのソフト紹介、ダウンロードページ
S.M.A.R.T値から、ハードディスクの状態を表示してくれるそうです。
Windows Vistaでこのソフトを使用するには、管理者権限で実行する必要があります。
USBの外付けハードディスクには、対応していないらしくIDE,SATAのハードディスクのみ表示できるようです。
USBからはS.M.A.R.T値を参照できないのでしょうか?
調べたところ、S.M.A.R.T値はIDE,SATAのハードディスクからしか取得できないそうです。
この為、外付けハードディスクでは無理らしい・・・
ん~、具体的に温度くらいしか分からない・・・・・・
HDD Health
これは、Pantera Softさんのフリーソフトです。
HDD Healthのダウンロードはこちらから
こちらも先ほどの、HDD Smart Analyzerと似た感じですね。
現在、メインで使用中のHitachi製 500GBのハードディスクは状態”Excellent”らしいので気休めでも安心しておけますね。
今回のエントリーで感じたこと
外付けハードディスクのS.M.A.R.T値は参照できないっぽいですね、かといって、IDE,SATAに接続してまで検査したいかというと、バックアップをとって、壊れてもいい体制をとって使用するってことになりそうです。
今回のように、異音がしてくれるのは良心的というか、まだ運がいいと言えるでしょう。
壊れそうですよ~、と一声かけてくれているわけですから、それに備える猶予を与えてくれているわけです。
これが、重要なデータがはいっていて、まさしく突然死でお亡くなりになることを想像すると恐ろしい・・・
分かりきった、結論ですが
- とりあえず、バックアップとりましょ
- ハードディスクの寿命も、人と一緒、いつ亡くなるかなんて誰にも分からない
- 常に、ハードディスクに対しては不安感をもって、対処する、これが現状の最善策みたいですね
いつ、寿命がくるのか心配そんな時に使えるツールは
- 気休め程度には、ある
- 確実なツールは、ない
ということのようです。
S.M.A.R.Tとは?
Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology
ハードディスクの障害の早期発見・故障の予測を目的としてハードディスクドライブに搭載されている機能である。この機能は、各種の検査項目をリアルタイムに自己診断し、その状態を数値化する。ユーザーはその数値を各種のツール(後述)を用いることで知ることが出来る。全ての故障を予期することは出来ないが、安定した利用環境における経年劣化による故障を知るには非常に有効である。
2008年現在においては、製造されている殆どのハードディスクドライブにこの機能が搭載されている。
wikipedia-Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technologyより抜粋
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