グリム童話 Part.2「餓死しそうな子どもたち」
2007 年 5 月 20 日
グリム童話(Kinder und Hausm醇Brchen)に収録(KHM 117)されている「わがままな子ども」(Das eigensinnige Kind)
なんだか、わけが分からないんだけど、これまた怖いというか人の尊厳が見えてきません。
子どもは物事をまだ知らず、自分一人では生きていけないがゆえ、他者からの自己への愛を確かめるためにわがままを言うものでしょう。
大人になったって、わがままを言っていい度合いを知っているだけで同じようなもんだし。(たまに度合いが非常識で迷惑な人もいますが……)
神罰が下るのではなく、悪魔が災いをもたらしたと言うんなら「そっか?」と微妙に納得できるんですが。
この手が何度も出てくるというのはなにを意図しているのでしょうか?
そして、棒で手を叩くというのはなにを意図しているのでしょうか?