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グリム童話 Part.2「餓死しそうな子どもたち」

2007 年 5 月 20 日

グリム童話 「餓死しそうな子どもたち」
飢死しそうな子どもたち(Die Kinder in Hungersnot)は、グリム童話の初版に収録されている作品です。

「ほんとうは怖いグリム童話」ってのが昔、ベストセラーになってましたがほんとに怖いね。

なんか、非常に卑情でせつなくて……

でも、終わり方が「娘たちはどうなってしまったんだろう……」と思わせるあたり秀逸です。

娘たちは餓死していて母親に殺されることに気がついていなければと願います。

あ、でも、娘たちの最後については言及されていないから、逆に母親が逝っちゃってる可能性もありますね。
でも、こんな淡々と怖いこと書いちゃうんだからそんな甘くないかな?

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グリム童話 Part.1「わがままな子ども」

2007 年 5 月 18 日

グリム童話 Part.1「わがままな子ども」
グリム童話(Kinder und Hausm醇Brchen)に収録(KHM 117)されている「わがままな子ども」(Das eigensinnige Kind)

なんだか、わけが分からないんだけど、これまた怖いというか人の尊厳が見えてきません。
子どもは物事をまだ知らず、自分一人では生きていけないがゆえ、他者からの自己への愛を確かめるためにわがままを言うものでしょう。
大人になったって、わがままを言っていい度合いを知っているだけで同じようなもんだし。(たまに度合いが非常識で迷惑な人もいますが……)
神罰が下るのではなく、悪魔が災いをもたらしたと言うんなら「そっか?」と微妙に納得できるんですが。
この手が何度も出てくるというのはなにを意図しているのでしょうか?
そして、棒で手を叩くというのはなにを意図しているのでしょうか?

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