SQL Server 2008 Express TCP/IP接続設定
SQL Server 2008 Expressを内向きなネットワーク内からTCP/IPプロトコルでアクセスできるように設定します。
今回の接続設定条件
- TCPポートは”1433”を固定で使用する
- Windows認証を使用する
- Vistaの場合、ネットワークと共有センター>パスワード保護共有 は無効
Sql Server Configuration Managerを開く
スタート>すべてのプログラム>Microsoft Sql Server 2008>構成ツール>Sql Server構成マネージャを開く
Sql Server Configuration Managerの設定
TCP/IPを有効化する
左メニューからSQL Server ネットワークの構成>SQLEXPRESSのプロトコルを選択。
TCP/IPの状態設定が、”無効”になっているところを、TCP/IPの列を右クリックし”有効”に変更。
TCPポート設定
TCP/IPの列を右クリック>プロパティを表示
”IPアドレス”タブを選択
最下部のIPAII>TCPポートに”1433”を入力
Sql Serverの再起動
Sql Serverのサービス>Sql Server(SQLEXPRESS)を右クリック。
メニュー内の再起動をクリック。
ここまでの設定で、SQL Server 2008 Expressが稼働しているPC内のみからはTCP接続が可能になります。
次に、データベースサーバー外部からくるGuestユーザーに対して、データベース使用の権限を与える必要があります。
SQL Server 2008 Management StudioでGuestユーザの作成
SQL Server 2008 Management Studio>セキュリティ>ログインを右クリック、
コンテキストメニューから、”新しいログイン”をクリック。
Guestユーザの作成
ログイン ー 新規作成 画面 のログイン名横の”検索”ボタンをクリック。
ユーザー または グループの選択 画面 左下の”詳細設定”ボタンをクリック。
新たに表示された、ユーザー または グループの選択 画面 右中ほどの”今すぐ検索”ボタンをクリック。
画面下部に表示される、リストからGuestアカウントを選択し、”OK”ボタンをクリック。
これで、ログイン名に、”PC名\Guest”アカウントが入ります。
データベースユーザーマッピングの設定
左メニュー>全般>ユーザマッピングを選択
このログインにマップされたユーザーリストに使用できるデータベース名が並んでいます。
ここから、接続させたいデータベースにチェックをいれます。
画面下部の”データベースロールメンバシップ”リストの”db_owner”にチェックをいれます。
以上で、Windows認証(”PC名-Guest”アカウント)でデータベースへ接続できます。
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