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SQL Server 2008 Express TCP/IP接続設定

2009 年 3 月 22 日

sql server 2008 expressの接続設定

photo by digikuva

SQL Server 2008 Expressを内向きなネットワーク内からTCP/IPプロトコルでアクセスできるように設定します。

今回の接続設定条件

  • TCPポートは”1433”を固定で使用する
  • Windows認証を使用する
  • Vistaの場合、ネットワークと共有センター>パスワード保護共有 は無効

Sql Server Configuration Managerを開く

スタート>すべてのプログラム>Microsoft Sql Server 2008>構成ツール>Sql Server構成マネージャを開く

Sql Server構成マネージャ

Sql Server Configuration Managerの設定

TCP/IPを有効化する

左メニューからSQL Server ネットワークの構成>SQLEXPRESSのプロトコルを選択。
TCP/IPの状態設定が、”無効”になっているところを、TCP/IPの列を右クリックし”有効”に変更。
TCP/IPの状態設定を有効化

TCPポート設定

TCP/IPの列を右クリック>プロパティを表示
”IPアドレス”タブを選択

最下部のIPAII>TCPポートに”1433”を入力

TCPポートに”1433”を入力

Sql Serverの再起動

Sql Serverのサービス>Sql Server(SQLEXPRESS)を右クリック。
メニュー内の再起動をクリック。

ここまでの設定で、SQL Server 2008 Expressが稼働しているPC内のみからはTCP接続が可能になります。

次に、データベースサーバー外部からくるGuestユーザーに対して、データベース使用の権限を与える必要があります。

SQL Server 2008 Management StudioでGuestユーザの作成

SQL Server 2008 Management Studio>セキュリティ>ログインを右クリック、
コンテキストメニューから、”新しいログイン”をクリック。

SQL Server 2008 Management StudioでGuestユーザの作成

Guestユーザの作成

ログイン ー 新規作成 画面 のログイン名横の”検索”ボタンをクリック。
ログイン ー 新規作成

ユーザー または グループの選択 画面 左下の”詳細設定”ボタンをクリック。
ユーザー または グループの選択 画面

新たに表示された、ユーザー または グループの選択 画面 右中ほどの”今すぐ検索”ボタンをクリック。

画面下部に表示される、リストからGuestアカウントを選択し、”OK”ボタンをクリック。

Guestアカウントを選択

これで、ログイン名に、”PC名\Guest”アカウントが入ります。

データベースユーザーマッピングの設定

左メニュー>全般>ユーザマッピングを選択

このログインにマップされたユーザーリストに使用できるデータベース名が並んでいます。
ここから、接続させたいデータベースにチェックをいれます。

画面下部の”データベースロールメンバシップ”リストの”db_owner”にチェックをいれます。

データベースロールメンバシップ

以上で、Windows認証(”PC名-Guest”アカウント)でデータベースへ接続できます。

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